1泊2日で行く金沢おすすめ旅行プランを紹介

旅行者1

加賀百万石の城下町、金沢。

金沢が繁栄した歴史を窺い知りながらそぞろ歩きをするにはぴったりの街です。

1度金沢を訪れてその魅力に取り憑かれ、リピーターとして何度も訪れている観光客も多いです。金沢の新鮮な食材を活かした海鮮丼や回転寿司など、美味しい「食」も観光客を虜にしています。

そんな金沢の魅力と観光おすすめプランを紹介します。

金沢の魅力

金沢は江戸時代、加賀百万石と言われ城下町として栄えました。規模は江戸、大阪、京に次ぐ大都市でした。城下町として栄えた名残が市内にはたくさん残っていて、当時の建物を眺めながら石畳の路地を歩くと、現代に居ながら当時の雰囲気や日本文化の豊かさを感じることができます。

金沢は「弁当忘れても傘忘れるな」という諺があるくらい降水量が多い市としても知られていますが、雨が降ってもがっかりすることはありません。雨に濡れた石畳や建物は美しく光り、雨の日独特の雰囲気が堪能できます。

金沢の冬は寒さが厳しく、11月下旬から3月初旬にかけて雪が降ります。近年、積雪する日は少なくなってきたものの、このシーズンは何日かは雪が積もります。この厳しい寒さのおかげで、冬のシーズンはカニ、ブリなどを始めとする冬のシーズンにしか味わえない海鮮類が美味しい季節です。

特にズワイガニ、ズワイガニのメスの香箱ガニは、11月下旬に漁が解禁となります。刺し身でも茹でても焼いても美味しく食せるズワイガニ。香箱ガニは、ズワイガニよりも随分小ぶりですが、味噌汁などにすると香箱ガニの出汁がふんだんに出て美味しいです。

金沢は日本海に面しているため、年中海鮮が豊富な街です。市内には回転寿司のレストランがたくさんあります。カウンターのお寿司屋さんに入って値段を気にしながら食べなくても、金沢では回転寿司でも非常に高い品質のお寿司が堪能できます。

金沢に来たら、回転寿司を楽しむこともおすすめです。

金沢の交通事情

金沢へは鉄道、空路でもアクセスできます。東京からはJR北陸新幹線で約2時間半で金沢市の中心部の金沢駅に到着します。大阪からはJR特急サンダーバード号で2時間40分で金沢駅に到着します。空路では石川県内にある小松空港が最寄りの空港となります。

小松空港からは、バスで金沢市内にアクセスでき、約30分から40分です。関連サイト...金沢 東急ホテル:金沢 ホテル

金沢市内を散策するときには主に徒歩、バス、レンタル自転車などの方法があります。金沢の観光名所は市内に密集しているため、付近の観光名所にアクセスするときには徒歩で長くても20分くらい歩けば到着します。地元の人達が利用しているバスで観光スポットに行くこともできますし、市内の観光スポットを周遊しているバスもあります。

金沢市内は路地がたくさんあり、中心部は道路が狭い場所や一方通行の道路も多く存在します。

観光スポットでも駐車場が広くある場所は少ないため、金沢市内の観光のみであればレンタカーはあまりおすすめしません。金沢市内には「まちのり」と呼ばれるレンタル自転車があります。市内には20箇所以上のサイクルポートがあります。

この、まちのりを利用するときにはまちのりの事務局かホテルなどのまちのり提携窓口で登録手続きを行う必要があります。

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1泊2日でまわる、金沢おすすめプラン1日目

金沢駅に到着したら、まずは手続きからです。まちのり事務局は金沢駅から徒歩5分ほどの場所にあります。バスの1日乗車券なども金沢駅でのみ購入できます。手続きが済んだら、観光スタートです。金沢駅構内、周辺にもたくさん飲食店がありますが、金沢駅から15分ほど歩いたところに金沢市民の台所、近江町市場があります。

市場内を歩きながら、その場でお刺身や串焼きなどを食べ歩きすることもできますし、寿司屋、海鮮丼などのお店がいくつかあります。腹ごしらえが済んだら、近江町市場からほど近い、金沢の和菓子の名店「越山甘清堂」へ向かいます。

このお店では和菓子作り体験ができます。和菓子作り体験は事前予約が必要です。店内にはお茶が用意されているので、自分で作った和菓子は店内で食べることもできます。続いて、日本三大庭園の1つの兼六園に移動します。

最寄りのバス停からバスで10分ほど、歩いても20分で兼六園まで行くことができます。兼六園は園内にある豊かな植物を楽しむことができます。春は桜が咲き、時期によっては花菖蒲も咲きます。秋から冬の時期は水分を多く含んだ雪で木の枝が折れないように木に施す「雪吊り」も北陸ならではの光景です。

兼六園内からは金沢市の街並みが見下ろせるスポットや、時雨亭で茶道体験ができます。時雨亭で池を臨みながら抹茶を堪能できます。兼六園からは金沢城公園にアクセスできます。金沢城は復元されていて、城内に入ることもできます。

また、広い公園内をゆったり歩くことができるようになっています。金沢城散策が終わると、次はひがし茶屋街に向かいます。ひがし茶屋街は江戸時代お茶屋として栄えた場所で、今も当時の建物や街並みが残っています。兼六園、金沢城公園からひがし茶屋街は徒歩15分ほどです。

ひがし茶屋街では当時の建物の多くはお土産店になっています。金沢のお土産を探しながら石畳を歩きます。重要文化財に指定されている「志摩」では当時のお茶屋を再現したり、当時使用されていた品々が展示されているので、一見の価値ありです。

夜の金沢

夜は、金沢の繁華街、香林坊や片町周辺がおすすめです。レストランや居酒屋、バーが立ち並んでいます。香林坊片町周辺には地元で有名なおでん屋さんがいくつもあります。このおでん屋さんに入って金沢おでんを楽しむことがおすすめです。

おでんはその土地独特の具材が入っています。金沢独特の具材を探してみてください。

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1泊2日でまわる、金沢おすすめプラン2日目

2日目は、寺町エリアの妙立寺からスタートします。寺町とは、その名前の通りお寺がたくさんある町です。その中でもこの妙立寺、通称忍者寺は多くの観光客を魅了しています。江戸時代、加賀藩主の祈願場所として造られたこのお寺は、藩主が祈願している時に不意に敵が攻めてくることを想定し、様々なからくりが仕掛けられているお寺です。

忍者とは全く関係は無いお寺ですが、当時のからくり1つ1つは圧巻です。次は香林坊エリアに戻って、武家屋敷見学です。「野村家武家屋敷」では美しい日本庭園、武家の暮らしぶりを見学できます。刀や家財などの展示物もあります。

武家屋敷周辺は長町という地域で、石畳の路地が多い場所です。お土産店が並ぶ場所もありますが、長町の多くは地元の人達の家やマンションです。現代風の家でも塀は当時の様式のままなので、塀や川べり沿いを歩いて、静かな時間を楽しむことができます。

このように見どころ、魅力たっぷりの金沢。おすすめプランを参考に1度訪れてみてはいかがでしょうか。